等身大の箱庭

おはようございます。よく寝られましたか?

2019/2/10

 今回は散歩とか遠出じゃないです、ちょっと本についての記事です。

 読書していますか?と聞かれるとどうでしょう、私は漫画・ラノベなんか好んで読みますが(後者は最近そんなにではないけど)読書かと言われると、素直に首を縦に振ることは出来ないです。かと言って読書じゃないと言い切るのも出来ません。最近読んだ世間一般の方が思い浮かべるような本は、親切なフォロワーの方に贈っていただいた『儚い羊たちの祝宴』です。まだ読了していませんが…。直前に読んでいたのが『王とサーカス』であり、古典部シリーズと聞けば分かる人も多いかと思いますが米澤穂信先生の作品を読み漁っているというわけですね。

 少し話が逸れました、私はもっぱらここ最近の読書はKindleを利用しています。

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 つい一ヶ月ぐらい前のことだったか、Kindleの蔵書が「500冊」を突破していました。そんな訳で今回は500冊もある中から、最初に買った一冊と100冊刻みで買ったものを紹介がてら書いていこうかと思います。

外天楼 (講談社コミックス)

外天楼 (KCデラックス)

外天楼 (KCデラックス)

 2014年の12月22日にKindleで初めて買った一冊、それが石黒正数先生の外天楼です。今は『木曜日のフルット』、このマンガがすごい!大賞になった『天国大魔境』を連載されていますね。買った頃はちょっと前に『それでも町は廻っている』が放送されていて、その時にフォローしたのが縁だったはずです。不思議系ミステリーと銘打たれていますので内容は特に言いません。ただ、一見何事もないような出来事も連綿とどこかで繋がっていて最終的には一本の糸になる。そんな群像劇じみた物語であって、ラストも切ない気持ちになりました。

メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

 なんと丁度100冊目はメイド・イン・アビス、2015年6月27日にこの作品に出会っていました。言わずもがなの作品ですね、現在も連載中で既刊は7巻。 アニメ化・劇場版・第二期まで決まっている作品で竹書房の売れ筋で筆頭株でしょう多分。今よりも前、2015年の時点でもそれなりに有名な作品だったと思います。ライトなオタク層というよりも、もっと狭いところでウケていたという感じがします。少し話が逸れますが竹書房電子書籍にかなり力を入れていて、一年に一度はかなり大規模な安売りのセールを行っています。散発的に安売りすることも勿論あります。

 そのセールにあやかってこの作品を買いました。当時からよく安売りされるにしては、よく利用するKindle系のサイトでもかなり評判の高いものだったと記憶しています。実際読んでみると表紙やキャラの愛らしさとは裏腹にかなりエグい内容だったり、特定の性癖ウケしそうなキャラがいたりと読んでて飽きない作品でした。今でもwebでの連載を追っかけている唯一の作品です。それが1,2年後わっと花咲くような作品になるとは思いもしませんでした。でもよく考えてみたら、いろいろ要素はあったんですよね。アニメもつくしあきひと先生監修の元で丁寧だったり、音楽が綺麗だったりとかなり力がこもった物になっていました。二期が楽しみなのは愛です。愛ですよ ナナチ。ボンドルドは声が合いすぎてる。

小百合さんの妹は天使

 正確には3巻でしたが、小百合さんの妹は天使として書きますね。どうせ同じ2016年の8月6日ですし。私は百合好きですけど、作家先生にまで詳しいかと言ったらNoです。ただ、これを読んで伊藤ハチ先生にはかなり強烈な印象を持ちましたね…。

 姉妹百合を取り上げた作品なんですけど、周りの登場人物も当然百合百合しい。それでも、一番強烈なキャラクターなのが主人公の小百合さんの妹の美琴、しかも常に隣りにいるという事実。ひたすら姉に甘える、甘える。ただ、こういうのって見ててウザったいと思うこともある展開なんですよ個人的には。それでも、冒頭で示されるように小百合さんが自己肯定感が低い人物で、それに対して自分自身を強く定義づけてるのが美琴でブレそうになる姉をしっかり補正して二人で寄り添って生きていくので凄くイイ…。この冒頭の自己肯定感の低さの原因を解いて、それに気づかせたくれた妹を迎えに行くという伏線というかオチを綺麗にまとめ上げているのも好感が持てますよね。最後のコマは、二人で生きていくことに対する総括としても美しい。この作品を強く推してたフォロワーの@karno に感謝。

宝石の国(1) (アフタヌーンコミックス)

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

 撮れ高ッッッ!!!!よもや300冊目は『宝石の国』(なお4巻)だとは、ブログのための天の采配か?はいというわけで、推しは誰ですか?私はダイヤモンドです、はい美しいイエローお兄様〜〜〜〜〜!!!!!恋愛頭脳なのが良いじゃん、あの性別のない世界で恋愛頭脳とまで呼ばれているのがこのダイヤモンドであって、愛らしさなんですよね…。アニメのダイヤもキラッキラで、茅野愛衣(ファンです)の好演が光る、愛らしい。♡ゴロゴロも良かった、イエローお兄様…。フォスがアゲートとアドミラピリス族からの貝殻でできた脚でイエローお兄様と対面したときの水面と神々しいまでのイエローダイヤモンド、おにいさまをなめるな、よ♡はもう必見でしたね。その後、ちゃっかり岩に置いてヒビを入れるお兄様もドジ可愛い。

 話が逸れました、2017年11月9日に購入です。今から遠い未来で宝石のカラダを持つ28人が彼ら自身を奪おうとする月人との戦いに備え、戦闘や医療の役割を持ちながら生きていく。その中で、役割を持っていなかったフォスフォフィライトが金剛先生から博物誌を編むように言われるところから物語が始まります。

 既刊は9巻、もう書きましたけどアニメ化もされてます。オレンジが元請けとして初めて制作した作品ですね。3Dアニメであって実物のような宝石の煌きを纏って、フォスたちが動いています。ネタバレ配慮したい作品ですね…現在進行系で物語が動いてて、どうなってしまうんや…って感じなので。概要程度に伝えますけど、主人公のフォスフォフィライトは硬度も靭性も低いし、諸々の騒動の原因を作るトラブルメーカーで、後先見ない(後に少し良くはなる)性格のせいでとにかく外見がコロッコロ変わります。根は変わってないんですけど、やっぱりその前の姿と比べると見た目だけでなく考え方にも違うところがありますから、前に進んで学習しているという前向きさを強く感じますね。

 色々なものに影響を受けながら変わっていく姿は人の形をとる宝石でも、最も人間のあり方に近いと思います。私はどのフォスも好きですけどやっぱり7巻の欠損を補った姿はビックリしましたね、直後に笑いましたけど。今となっては「懐かしい」カンゴーヌーンくん…なぜ私が「懐かしい」とカンゴームのことを思ったのかは9巻読めば分かる、読め。性のない世界だったのにいきなり性の概念をブチ込んでくるの怖い、顔のいい男にかかれば雌の顔です。

総合タワーリシチ 完全版(上) (ヤングキングコミックス)

 また百合作品です、2018年5月3日に購入です。今も『 とどのつまりの有頂天』を連載されているあらた伊里先生の3巻だったものを上下にまとめたものです。これにも『総合タワーリシチ』のおまけが描かれているので買うっきゃ無い。破天荒な百合です、主人公は極度の負けず嫌いに育った霧上神奈(きりがみ かんな)と勉学には秀でてその他はからきしの羽座岡悠(はざおか ゆう)と周囲の人間が巻き起こすドタバタ百合コメディです。冒頭10ページの掴みが良い、既に雑魚のネコキャラ臭が凄い…。

 それはともかく、天才肌に見えてそこまで出来た人間ではない天然でフワフワとした悠とそれに惹かれていく神奈がいいですね。神奈が嫌いなわけじゃないすけど、悠が好きですね。常時高跳び状態の作品だからこそ、神奈でさえ敵わないとされる彼女の繊細さが下巻で描かれていて、そこに手を差し伸べてあげられる神奈と優しさがあって…。最初は読んでいて人間味を薄く感じたんですけど、神奈と触れ合うことで、眠っていた情緒が呼び起こされて表情豊かになっていくのが微笑ましいというか読んでてよかった…と思わされます。他にもこの作品のいいところはあって、神奈と悠だけの物語では終わらないんですよね。百合作品なので周りも百合っぽい人がたくさんいるわけですけど、神奈がつるむ「ちゃらんぽらんズ」や生徒会の人間関係も描かれていて、2人だけの物語で終わらず狂騒曲のような人間性もあるところですね…。色々書きましたけど、悠可愛いですから読んでほら。

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 最後の最後まで百合じゃなくてよかった、あと一つ違っていたら『たとえとどかぬ糸だとしても』になってましたね。購入したのは2019年1月17日でした!ほぼ一ヶ月前でしたね。アニメが好評放送中です、応援しましょう。ひたすら駆け引きでどっちが先にボロを出して告るかを競ってる漫画です、これだけ聞くとそれを13巻も続けてるんだからマンネリじゃねえか?と理解する人もいるでしょう。だがしかし、確実に物語は見えるところで目下進行中です。ネタバレもクソもないので言いますけど、ついにかぐやが白銀御行のことを好きと認めましたからね。色々好きなキャラがいますけどかぐや様の近侍である早坂愛、白銀御行の妹である白銀圭が好きです。白塗りで吊目なのがイイ…。別枠なんですけど、藤原書紀の妹の萌葉のサイコパスキャラも好きです、普通妹の親友キャラに「お兄様と寝たって言ったら、圭ちゃんどんな顔するかなぁ…♡」って言わせる想像しないでしょうNTRれ最高。

 ほぼ主人公のかぐや様が女性キャラに向ける殺気立った感情とか考えも最高です、「穢れた血脈」「姉妹揃って会長という蜜に群がる…まるで虫ね…」とか主に藤原書紀一家に向けられるの言葉がむき出しの刃すぎる、でも思い込みの激しいところも好き…。もうひとりの主人公である白銀御行も、ラブコメキャラとして清廉潔白(多分)なので好感が持てます。勉強以外は音痴で歌も運動も芸術もからっきしなのに、そこで諦めず必ず立ち向かっていくひたむきで誠実な姿勢がよく分かります。そりゃかぐや様も惚れますよ、男として人間として出来てますもん。他のラブコメ主人公が、痴呆だったり肝心な時に耳が遠かったりする中で、素直じゃないながらもキチンと決めて進もうとしているんですからね。

 最新13巻は12巻と2ヶ月連続刊行でほぼ待ちがなくてGoodでしたねぇ、12巻のオチから続くのかと思ったらそんなことはなく文化祭と2つの告白編でした、夏編まだ?出会いの物語見たいんじゃが…。14巻も3月刊行予定で、待ち遠しいですね…。あ、あとアニメOpもクッソいいから見て

 以上が切りの良い100冊刻みの蔵書紹介でした。最初は50冊ずつにしようかと思ってたんですけどやらなくてよかったです、多分二度と表に出てこなかったでしょうから…。500冊って多いのでしょうか、Kindleガチ勢の人だったらもっと多いかも知れないですが結構ヘビーユザー寄りかもしれませんね。セールがあるとフラフラと眺めてうっかり購入してるとかザラすぎるので、こんな冊数にもなるわけです。そして、あと2冊だけ番外編を消化して終わりにします。

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

 既刊は14巻、当然のごとくアニメ化されています。ただ、NHKでの放送だったのであまりTwitterで見てる人も見かけませんでしたね。ここ最近は通勤の行き帰りで読み返してます。一度読んだ本ってあまり読み返す質じゃないんですけど、この漫画だけは別です。何回も読み返してますし、その度に前読んだときには気が付かなかった良さを発見してる気がします。将棋というものを通して、桐山零の成長と周りの人間関係を描いてる作品です。昔の記事でも1巻冒頭を引用したり、8巻の棋匠戦での柳原棋匠の「焼野ヶ原」が好きとか書いてる気がします。甘酸っぱさもあれば笑えて、それだけじゃない人間関係の醍醐味が描かれていて泣きそうになりますよ、泣いてますけど。

 既刊は7巻、アニメのOPが詐欺過ぎた作品。7巻ではそのアニメOPもきちんとネタにしてます。1巻の最初の話で爆笑する人間は信用できる。この漫画のネタが、ほとんど作者の涼川りん先生の発想に基づくというのが既に狂気を感じますよ。ってか、その涼川りん先生がTwitter登録して生年月日を猫の誕生日にしたら(既になに?)利用年齢に達してなくて、よりにもよってアニメ放送中にもかかわらずアカウントロックされたとかヤバくないですか? ソシャゲに金突っ込みすぎてクレカ止められたような漫画家先生と同じぐらい面白い。ぜひ読んでほしい…ギャグ漫画で一番好き…。

 めっちゃ長文になった、これで読む気になる人がいたら僥倖です…お疲れ様でした。

2019/2/3

大きくなったら私、鳥になりたいな

そんな空が近く感じた散歩記です。今回めっっっちゃ写真多いのでパケット食い潰します、ご注意ください。

行ったのは東京ゲートブリッジ。東京の東端近く、東京湾に突き出した中央防波堤と若洲を結ぶ大きな橋です。

 お台場にあるレインボーブリッジと比べると辺鄙かつ、あまり用がないという場所にあって「ここに来る」という目的がないと行こうという気にはならない場所という感じがしました。行ったコースとしては新木場を出発して徒歩で向かいました。砂町運河を横目に新木場二丁目を通過して、砂町南運河側を再び歩いて若洲公園を経由し東京ゲートブリッジを渡りました(正確には渡ってませんが)。諸々込で10km前後の道のりでした、Googleのタイムラインで確認したら38km歩いたことになってましたけど精々20km程度しか歩いてないと思います。GPSが飛び飛びで対岸までジャンプしてたりしてますからね。直せばいいんでしょうが、面倒極まりないのでやりません。

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 最寄り行くまでの道ですが霜張ってましたね、数日前の雨はクッソ寒くて7枚ぐらい着込みました。会社の同期は尻がちら見できるぐらい薄着でしたが生き物として格が違うんでしょうね。電車の経路は会社行くのとほぼ変わらないのでなんだか不思議な気分でしたね、休日出勤気分です。

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遠くに望むゲートブリッジ、写真でも分かると思いますが結構遠くに感じます。埋立地を経由して、海の真上に架橋されているので実際遠い。

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一番最初に通りかかった公園の新木場公園からビックサイト方面を。中央屋や左、東屋の上にビックサイトがあります。それと中央やや右にはうっすら富士山も見えました。肉眼だともうちょっとくっきり見えましたが、カメラだとこれが限界。機械の敗北を味わい、お高いカメラならもっと写りが良いのかとも思います。

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運河なので休みの土曜日でも頻繁というほどではないにせよ船が行き交ってるのを見ました。東屋の後方には申し訳程度の松林があったんですけど、三保の松原もこんな感じなんですかね。

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ネコチャン!絞り優先で初めて撮りました、悪くはない気がするけど気まぐれで動く猫には向かないですね。おかげで15分近く猫の尻を追っかけてました、すまんな猫よ。

新木場は元々、木場に会った貯木場が移ってきて「新木場」となったという歴史があるのは有名な話です。砂町運河南砂町運河に囲まれた島には木材を生業とする企業が多くありました。

f:id:tsukumoya99:20190203140709j:plain 市場なんかもあるんですよ、この前には銘木団地なんて場所もありました。なぜかベンツの展示会やってましたけど。

f:id:tsukumoya99:20190203140730j:plain みんな大好きDHL、輸入でお世話になっております。

f:id:tsukumoya99:20190203140810j:plain 南千石橋よりゲートブリッジ、そこそこ近くなって気がしますがまだまだ歩きます。埋立地なのでひたすら真っ直ぐですが、微妙に高低差がある道なので飽きないと言えば飽きない道でした。

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ゴルフ場が近くにあるからか屋根付きの道、相模原のほうだと見る光景です。

東京ゲートブリッジに行く際の注意ですが、ゲートブリッジに登る際には若洲公園」側から行く必要があります。若洲海浜」公園側ではないのでご注意ください。

そんな若洲公園にある風力発電用の風車、一台だけですが何を賄ってるのやら。

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若洲公園を道路に沿って道なりに歩くとゲートブリッジ昇降用の若洲昇降機があります。ガラス張りの円筒形でオシャレ、横浜ベイブリッジにもスカイウォークがありますがあれと比べると低い感じがします。ところで、太陽が建物からちら見している構図が好きすぎる。美しいので逆光だろうがなんだろうが、知ったこっちゃない。 f:id:tsukumoya99:20190203142352j:plain

〜以下、橋で興奮してひたすら撮ってた人の写真〜

よく見たら登る前から20枚近く撮ってました…。 f:id:tsukumoya99:20190203142731j:plain

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橋の袂は海釣り施設となっており、そこそこの長さとなっています。休日なので子供から高齢の方まで様々な年齢層の方がいました。昼寝してる人もいて気持ちよさそうでしたね、潮風でボッサボサになりそうでしたが。

そしてようやく昇降機を使います、が階段があったので登りました。9Fまであり、8Fが橋との連絡階となっています。9Fは展望フロアですが、そんなにいい場所ではなかった。結構きつい上り階段。

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橋の上に到着、雲ひとつ無い空で最高!夏場ならきっと地獄でしたね。開けた高い場所というのはとても気分が開放的になりますねえ。

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そういえばお気づきでしょうか、先程からちょくちょく飛行機が写り込んでいることに。羽田空港からの飛行機でしょうか、頻繁に上空を飛んでいきます。シルエットだけでなく、中央防波堤側に近づいていけばそこそこ機体の凹凸まで分かるレベルで見ることが出来ます。

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昇降機の背後と中央地点からお台場方面を望みます。後には葛西臨海公園の大観覧車と舞浜らしき町並み。お台場方面にはスカイツリー、写ってはいませんが六本木まで見渡すことが出来ました。

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上部構造のトラス部。かなり高い、大きく見上げる形となっています。高いところにいながら見上げていると、自分が落下しているかのような錯覚に囚われます。正直言って怖いですね、高所恐怖症ではないんですが本能的な恐ろしさがあります。

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中央防波堤側より若洲公園側を見る、この写真だけはnova3ですがコントラストが強く出るんですね。薄々、そんな気はしてました。中央防波堤側は2020年のオリンピックに向けて急ピッチで造成が進んでいて、将来的には公園になるんだそうです。その煽りを受けて、東京ゲートブリッジも中央防波堤昇降機は使えず対岸までついたら引き返す形になっています。中央防波堤は荒涼とした埋立地で、まだ土地が余ってるんだと思わせるぐらいに何もなかったです。できあがったらまた来て、島と島を行き来できたらいいですね。

本当はこのこの後に月島とか行こうかと持ってたんですが、結構時間を食ったので持ち越しにしました。3月のライオンをよろしくお願いします(ダイマ)。

そんな感じで、鳥になりたい散歩気はお終いです。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!

2019/1/25

責任者に問いただす必要がある。

責任者はどこか。

インフルエンザを7-8年ぶりに罹患して、苦しんでいた昨日は何処へやら。薬剤耐性菌が出たと噂のゾフルーザを頓服したら一晩で喉以外ほぼ治りました、ヤクってすごい。

ところで、責任者は誰かというと家の父親である。咳をするにも口を抑えるなどあるだろうに、それをせず撒き散らしたのだから糾弾されてしかるべきである。公衆衛生の「こ」の字もない人間とは救いようがない。おかげで会社を3日間休む羽目になったのだから。

それはさておき、約2週間前に2つの豊かな人間的活動をしてました。1つは『ボヘミアン・ラプソディ』を観たこと、2つ目は美術館の梯子をしたことですね。酒と飯しかあがらないInstagramではなかった。

  1. ボヘミアン・ラプソディ』について

    観て損なかったですね、話題の映画は観るべきという想いを胸にしました。才能ある人物の孤独と再生っていう感じでよくある筋書きだという海外の評価もあるそうですが、王道には王道たらしめる理由があるんですよね…。私はよくある筋書きだなんて思いもしませんでしたけど。劇中で何度も挟まれるQueenの音楽とラストのライブ・エイドはもう人間をぐちゃぐちゃにするには十分でした。いいシーンは死ぬほどありました、ライブ・エイドやフレディのプロポーズとか。でも、あまりに作品の熱量が大きすぎて、ほぼ覚えてないんですよ。あれだけあったはずのシーンをいともたやすく与えて消し去った『ボヘミアン・ラプソディ』を憎むことが出来ない…。

    エンドロールが終わったあとは座椅子に釘打ちされた状態で口開けて「こんなの、こんなの…」って、涙流しながら半死半生の人間に成り果ててました。「体調崩す」みたいな感想があって「そんなわけないだろ〜」とか思ってたら普通に悪くなりました。危なげな足取りで、TOHOシネマズ川崎から川崎駅までぐったりしながら歩きました。マジでつらかった、俺もフレディみたいなプロポーズがしたかった(末代並みの感想)。

    見れる暇あるなら観ておいたほうが良いですよ、前知識とか全っ然いらないんで、音響がすごいところならもっとすごいと思います。

  2. 美術館の梯子

    ムンク展―共鳴する魂の叫び』(東京都美術館)と『フィリップス・コレクション展』(三菱一号館美術館)を午前と午後に分けて行きました。

    ムンクのほうが2回目ですね。図録と『マドンナ』がどうしても、もう一度見たくて終わる前にということです。2回目でしたけど、やっぱり感動しましたね。5番目の『接吻、吸血鬼、マドンナ|Kiss,Vampire,Madonna』は何度見ても良い。マドンナは金さえあれば複製画ほしいとさえ思います。うまく言葉に出来ないんですけど、ムンク自身が当時モチーフに対してどういう理解をしていたのか、どう考えて創作に取り組んでいたのかというのが端的に分かる気がして、美しさもあいまって好きなんですよね。マドンナは物販でポストカードも買いましたよ。

    『フィリップス・コレクション展』は広告がとにかくオシャレだったのでとりあえずって感じで。開けば分かります、PCなら多分。フィリップス・コレクション展|三菱一号館美術館(東京・丸の内) ね、オシャレでしょ?美術に詳しいわけでもないですけど、ある程度分かる人には分かるような伝え方で。展覧には順番など設けられておらず、大まかな流れは別として好きな作品を好きなように見ていけるタイプの展覧でした。最初は少し戸惑いましたね。ただ、最初に入館して見たモネの『ヴェトゥイユへの道』はすごく印象に残りました。近くで見たときと遠くで見たときとでは印象が違う。近くで見れたらいいなと思ってましたけど、少し考えを改めさせられた気がしました。少しお高めでしたが、物販でミニカンヴァスも買いました。寝起きに毎日眺めてます…。

    作品展って行く前までは「前知識とか何もねえしなぁ」とか思ってたんですけど、別にいらないですね。よく考えれば、発表された当時はその作品の評価とかは無いのが当たり前のはずで印象派だなんだとかってのは後世の批評なんですよね。良いと思ったのなら良い訳で、他人が良いと思ったのを無理に良いと思うことは必要なことじゃないんですよね。

書いてるうちに熱が上がってきた気がしますね…。完治したらHFとPSYCHO-PASSの劇場版見に行きたいですねぇ。Google PlayMusicでデュラララ!!のOP、『裏切りの夕焼け』と『Steppin' out』聞いてたら諦めてしまってた原作を買い直そうかという気にもなってきました。今日はこんなところで終わりです、じゃあの!

2019/1/5

あけましておめでとうございます、不定期更新のブログを本年もよろしくおねがいします。

特にこれという話題ではないのですが、初買いとその他付属の記事です。買ったのはHUAWEI nova 3 スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI JAPANです。

 なぜコイツなのかというと、ヨドバシカメラで新年初売りということで3日までMVNOと同時契約で端末代金2万円引きをしていたからですね。店員さん曰く、対応機種は売り場で売られていた機種全てとかいう話でした。

 3日まで川崎の実家に身を寄せており、3日の朝にTwitterでそんな情報が流れてきていたので横浜のヨドバシカメラで購入しました。川崎じゃないのは最寄り駅の都合で、横浜のほうが手間がかからないというだけです。買うという意識だけあって、特に決めていなかった売り場で何機種か見て回りました。

 最終的に①nova3 ②nova lite2 ③P20の三択にまで絞って、nova3を選びました。nova3が気に入ったのは、本体色のパープルが綺麗でディスプレイ面がペライチとかいう理由です。もっと書けることがいずれ出てくるとは思いますが、直感的に思ったことを書いてます。

 nova lite2も良かったと感じています。事実、2日にも散歩ついでにラゾーナ川崎のビッカメに覗きへ行ったのですが、その際に一目見て気に入ったのはnova lite2でした。売れ筋No.3とか書いてありましたね。Mi max2のアルミボディが気に入っていたという事も手伝って、本体のDラインなんかも気にならないと思ってました。しかし、実際比べてみてみると「iPhoneにそっくりだなぁ」という印象がドンドン強くなってきて、似せたデザインを選ばなくてもという考えにたどり着き選択肢から外しました。

 P20はというと本体代金に金を突っ込む勇気が出なかったのが一番大きいです。2万引き、そして私の家庭の事情で実質家の大黒柱兼ハウスキーパーみたいになってることから報奨金が3万ほど降ってきていました。それでも数万足が出るので、諦めました。棚からぼた餅の利益は消費しても、なるべく自己の財産の減少を免れたいという自分の考えでした。それにnova3と比べてほぼスペック差がない。カメラ周りのチューニングにLeicaの手が入っている点が目ぼしい差異であるぐらいでしょうか?わざわざ携帯のカメラでLeicaだからという事もなし、むしろカメラは持っているしZEISSだぞ(?)ということがあります。サッと撮ってInstagram/Twitterに上げるならとかく、そうでもない出先ならカメラ持ち歩くようにしてるのでオーバーなものだと判断しました。

そんなnova3の写真

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 一応、付属していたクリアケースをつけています。スマフォバキバキ太郎はもう勘弁です。色は下から上に向けて、紫から青になるようなグラデーションの色です。私は好きですが、人を選ぶかも知れませんね。最初見たときはウッとなりましたけど、見てるといい色に思えてきます。認知が歪んでる?まさかそんな。

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 上部のみの写真、青は彩度が高い明るい青色ですね。ミッドナイトブルーとかそういう落ち着いた色ではないですね。指紋認証はなかなか精度が良いように感じます。今も使っているhonor8はうまく認識してくれないことが多いのですが、nova3は顔認識もあるので便利ですねえ。登録する時にブサイクな顔を直視しないといけない以外は。 f:id:tsukumoya99:20190105200837j:plain

 下の紫も明るい、悪く言えば毒々しいですね。アーボックとかを明るくしたらこんな色かもしれません。

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 フィルムを購入してないので保護フィルムそのままです。なるべく手垢つけたくないので…。

 トレンドの切り欠き、ノッチもあります。nova lite2でiPhoneの後追いといいましたが、nova3でも後追いですね。世界的なトレンドなので仕方ないとは思います。使う前まではノッチは好きじゃなかったんですが、使ってみると案外悪くないかなって感じです。使わず嫌いは良くないということですね。私は頻繁に消すのですが他人のスクショなどみてると通知が雑多に列んだものを見ますね。ノッチがあるとそういうのとは物理的に無縁になれるんでしょうか。

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 これも一応トレンドと言うか主流の丸角、カーブしてるだけでだいぶ印象が変わるんですね。微妙に全画面ではなく5mm程度の縁があります。それでも、この丸角があるだけで画面が少し大きく感じます。次買う端末もおそらく丸角ぐらいしかなくなるでしょうが、直角のものをあえて買うことはないでしょうというぐらいにチャーミングです。

 こっから付属の記事で、Play musicを試しに契約しました。というのも、Google home miniが半額だったのもあって買ったのですが、目覚ましとラジオ流すぐらいしか機能してないのでもったいないぁと思っていました。実際は目覚ましだけでもかなり便利なんですが、ボリューム設定間違えて掛けた翌日は寝坊しかけました。

契約してから一番聴いてる『ステップアップLove

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再生してるとこんな画面になるんですね、さすがGoogle謹製かなりイケてる感じがします(当社比)。これを気にDAOKOをもっと聞こうかなという気になってきます。

 最近のアニソンだと写真にも写ってますが、内田真礼『youthful beautiful』やフランシュシュ『徒花ネクロマンシー』なんかもあるんですね。ただ、充実と言うには少し遠いかなぁという気がします。聞きたいやつがなかったり、これ怪しくない?みたいなのをちょくちょく見かけます。

 それでも、懐かしいと思うアニソンなんかも聞けて良さあります。『迷子犬と雨のビート』とか『ゴールデンタイムラバー』、『今宵、月が見えずとも』とか懐かしさで死にそうになりますねえ。DAOKOもそうなんですがASIAN KUNG-FU GENERATIONなんか、あんまり聞いたことないんですけど『四畳半神話大系』や『夜は短し歩けよ乙女』、『僕だけがいない街』とかで耳にしてたんで改めて聞こうかなと思います。『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCEMIST』のNICO Touches the Walls『ホログラム』とか当時死ぬほど聞いてましたね、シドの『嘘』とかも大好きでした。少し遠いと言いつつも、探ればまだまだ懐かしさに無限に包まれそうなので探っていきたいですね。

 今日はこんな感じで。次はまた美術館行ったとかそんな記事にできればいいですねえ。

2018/12/8

フォロワーの方と西新井大師に厄除けに行きました。(写真はほぼ撮ってません、あしからず)

結構着込んだんですが、それでも寒いぐらいの日でした。昼ちょっと前からの行動だったので、一緒に駅近くのうどん食べてからの開始でした。

東京の大きな寺社仏閣というと複数あると思うのですが、厄除けと聞くと大体ここが有名ドコロかなと思いチョイスした西新井大師。足立区という魔境にありながらも、お寺の街ということもあり静かな街でした。

お堂自体はめちゃくちゃ大きくて、行ったことはありませんが東大寺もこんな感じなのかなと思いましたね。自分を含めた親類縁者の無病息災とフォロワーの無病息災を祈って退出。おみくじを引きましたが、私は吉で相手の方は早速なのかどうかは分かりませんが大吉引いてました。厄除けってすごい。

その後はフラフラするのも何なので上野に戻って、都美術館で開催していたムンク展に行きました。ムンクというと大抵の人は知っているでしょう、世界でも有数の知名度を誇る『叫び』を描いたノルウェー出身の画家です。

美術の知識は乏しいので特に詳しいことを言うことはできませんが、とても良かったのです。自分の中でもこれは展と思う作品にも出会うことができました。行って個人的に感じたのは彼が「病と狂気と死が、私の揺りかごを見守る暗黒の天使だった」と語っているように、死やそれに通ずる生という感情を描こうとしているんだなということでした。

また、フィンランドは国土に多くのフィヨルド、氷河による浸食作用に基づき生まれた入り江があります。その様子が多くの絵画に描かれており、その様子が時に描かれている人物よりも情緒的に描かれていて非常に目を引きました。

このムンク展では101点もの絵画が展示されていますが中でも『マドンナ』、『接吻』に特に惹かれました。どんな絵画かは実際に行って見てもらうのが一番な気がしますが、気になる方はググってください。

『マドンナ』は特に版画版でしたでしょうか、わずかに身を捩った裸体の女性を中心にその周囲を精子と左下に胎児が描かれています。これは女性という性と聖母マリアを混合したものだという作品解説があった気がします。この絵を見た時にムンクが当時女性という性や存在に対して、どのような考え方を持っているかが端的に伺い知れる気がして最も印象に残りました。

『接吻』は暗い色調で描かれた男女とは対になるよう明るい陽が差し込む窓が描かれている作品です。この男女は固い抱擁を交わしながら、女性は男性の首にまで手を回しています。この明と暗の対比、情熱的な構図であるのに暗く不安な感じがする点に非常に惹かれました。

他にも彼は自分が精神病院に入院した際の院長であるダニエル・ヤコブソンの肖像画や自画像を多く残しておりこれらも展示されています。『叫び』が底知れぬ不安や人間の闇を描いたということは、一般的に知られていることかも知れません。ただ、それ以外にも躍動的ものや自分を見つめて描いたものなど、世間から抱かれているイメージとは違った作品とも出会える展覧会でした。書いててまた行きたくなってきました、行っても別々に行動するとは思いますがお誘い待ってます(?)

物販ではいろいろ売ってて、私は作品が散りばめられたクリアファイルとポケモンとコラボしたガチャガチャを回しました。出たのはピカチュウの『叫び』でした。

ムンク展行ったあとは、アメ横の立ち飲み屋で勝手に自爆して帰ろうとしたら止まった東海道線を使わずに帰るために奔走してました。その節は心配をおかけしました…。都合、2回ほど電車から降りましたので元気になりました。

結論:ムンク展、行こう!2019年1月20日まで開催中です!

自分のことを好きなだけ話す Advent Calendar 2018

この記事は自分のことを好きなだけ話す Advent Calendar 2018 - Adventarの記事です。

この記事は先週、あるいは先々週から書かれているものです。15日の私はグラフェス2018のために寒空の下凍えています。

ところで、14日のえくすの記事は読みましたか?私は大抵、UNISON SQUARE GARDEN澤野弘之(ないしnZk)聞いてます。

前置きが長くなりました。私が書くのは「今年イチのインターネットでの出来事」と付随する何かというものです。

インターネットでの出来事と裏話

 今年は縁あってコミックマーケット94に新卒退職本3 - SSTG15という形でサークル参加させていただきました。この経験は二度とないでしょうねというぐらい貴重なものでした。と言えば大層なものに見えるかもしれませんが実際は設営も何もせず、原稿をパチパチ打ってただけです。それでも、その御蔭でフォロー関係になった方もいれば、飲みにいたった人もいたので非常に楽しかった経験です。

原稿自体はスケジュールに余裕を持って、土日にババッと書き上げて貯めていって推敲を繰り返す形で完成させました。計画的に物事が進むとやはり気持ちがいいものですね。

 さて、ここからが裏話です。新卒退職本にも書いた(書いてなかったならゴメンナサイ)のですが前職では吃音のような状態になりました。この状態(症状)は今持っても解決してません。私は「お」の言葉が最初にあるとどもってしまうので、「お先に失礼します」「おはようございます」がどもりがちがちです。解決法は一応あって、挨拶に厳しい職場ではなくなったのもあり「ぉあようございまーす」、「それでは、お先に失礼します」といったふうにごまかしたり流れで言えるようにしています。

 なぜこうなってしまったかというと、人からの視線が恐ろしくなったからなんです。泊まり込みの当直業務の場合、朝は必ずエントランスホールに立って入館者に挨拶をするというのが決まりでした。私がいたオフィスビルは、東証第一部の大企業やら外資系の大手化学系メーカー、果ては公的機関が入っておりひっきりなしに人が通勤してきます。今でも思い出すだけで憂鬱になるレベルの人、人、人。

 警備員なんてのは気にもかけない人のほうが大多数だと思います。しかし、言葉を発する側の私は違った。「もし、途中で噛んでしまったら」「もし、途中で声が掠れたら」「もし、声の調子を外してしまったら」。気にはかけていないとわかっていても、多くの人が集い一瞬だけの衆人環境だとしても声を上げなくてはいけない重圧感と向けられる意味のない視線。序盤は声が出ていても、30分も言い続けていれば口は疲れ、当直の疲れと寝不足から呂律も怪しくなる。そうなると本脳的に身体が固くなります。それで怒られることもしばしばでした。

 その体験が忘れられなくて、自分のアクションに対して向けられる視線、特に記憶と結びつく「おはよう」が今でもつっかえます。病院にでも言ったらいいんでしょうが、職を変えてからは恐怖体験となることもなくなったので面倒くさいなぁというお気持ちになっています。治療より先に面倒という感情が先立つもものぐさ太郎でよかった。

ちょっと重い感じの話になったような気がするけど、Kindleで新卒退職本3発売中なので是非お手にとって見てください。冬コミにも出ますので、お見かけの際はよろしくお願いします!

明日はぐすくまさんGusk-ma projectです。

2018/11/10

秋というのに何故か暖かくて、妙に生活がしにくい感じがします。今日は出掛けたので、そのログです。

午前中は映画を観に川崎へ。見に行ったのは、交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション2 ANEMONE

eurekaseven.jp

 金曜に職場で映画の予約して、その日は定時をキメて夜にアマプラでハイエボリューション1を観てからという完璧でエクストリームなムーブでした。1は見る予定でしたが、精神的に観に行く余裕がなく、評判も芳しく無くて観ていませんでした。ただ、2はアネモネを主人公に据えたということもあり是非観たいと思ったので公開初日に行きました。Prime Videoに感謝です。

感想としては「何も分からんが、分からんことは分かるしこれはこれでいい」です。映画としては連作であったとしても面白くないかなぁと言う感じです。ただ、TVアニメでは第二のヒロインであったアネモネが、第一のヒロインであるエウレカと一緒に笑いあっていたというだけでかなり価値がありましたね。終盤の狂った演技とラストの想いを開花させた姿が印象的ですが、映画内で描かれた少女然としたアネモネの姿がとても可愛かった。こういうTVアニメではあまり描かれなかった姿が見れてとても幸せです。内容として謎は全く解決してない気もしますから、3作目に期待したい。あとパンフレット買えばよかった。

その後は川崎の三三七で番絞り食べて、スープを啜って無事咽る。(数カ月ぶり2度目)めっちゃドロドロしてるから少しでもミスると咽る、流石に気をつけたい。味は美味しいのでオススメです。

午後は生麦駅から歩いて大黒ふ頭まで向かいました。

酒飲む機械を自称してるので、生麦と言ったらこれです。そうキリンビールf:id:tsukumoya99:20181110231802j:plain

休日なのにショップも開いてるぽかったのでついつい行きそうになりましたが、ここで飲んだら目的が達成できないと感じ泣く泣く逆方向に歩いて首都高の横羽線方向へ。

次は男の子が好きなアレの写真が多くなります。男の子が好きな写真といえば…

そう!ゴチャゴチャした建造物群ですね。 f:id:tsukumoya99:20181110232318j:plain

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写真だとイマイチ伝わらないんですが、空中に巨大な道路が浮かび複雑に交差している様は実にエモいです。歩きながらエモいエモい言ってました。

構造物に囲まれ見上げたところにある青空とかよくない?(伝わらない) f:id:tsukumoya99:20181110233147j:plain

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その後も首都高大黒線に沿って歩きます。湾岸でジャンクションも近いなど、工業立地論に合致しているからか普段生活していれば見るようなデカ企業の研究所だったり物流拠点とかが沢山あります。味の素やJオイルミルズとかね。その中でも目を引いたのがnismoという日産のモータースポーツ向けの諸々を請け負っている企業らしいです。外見もなかなか洒落ていて、異彩を放ってました。

f:id:tsukumoya99:20181110234611j:plain ただ名前が少しダサい気もするのは内緒です。

そこからまた歩いて東電火力発電所前を右折して、大黒プロムナードへ。そんな途中で後光が差す瞬間を目撃

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大黒プロムナードは大黒DPL倉庫の建築の付帯条件として設置されたものだそうです。(設置看板より)

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(後光その2)

建築の付帯条件なので私有地です。だからなのか出入り口には扉がありますが、ストッパーがついたぐらいの簡易なセキュリティーのものです。私有地との看板が扉の近くにはあり、知らなかったら善良な人は立ち入らないでしょうね。かく言う私も、おじさんが出てこなかったら立ち入ってないと思います。

プロムナード内はとても静かで、人っ子一人いませんでした。みなとみらいを一望できる場所で、人も少なく、街灯も多くなかったので夜景を見るならとてもいい地点だと思いました。そして笠雲の間から降り注ぐ陽光も撮れました。

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あとなんかの素材に使えそうなボヤけ写真も撮りました。なんかのフリー素材とかゲームの背景にありそうだな〜などと。

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そのあとは大黒ふ頭へ再び歩を進めました。この大黒ふ頭へ通ずる橋は、大黒大橋というのですが結構傾斜があります。あと交通量も多いので例に漏れず揺れる。歩いてるとそうでもないですが、立ち止まると感じます。

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頂点付近から横浜ベイブリッジを望む。車がめっちょありました、輸出用なのか塗装が終わってない車が並んでました。写真の白い車がそれです。

大黒ふ頭には大黒ふ頭中央公園があり、テニスだったりが出来ます。この大黒ふ頭中央公園は、横浜ベイブリッジを挟んで本牧ふ頭の対岸にあたります。本牧ふ頭の橋の袂はゆっくりできる場所ではなかったのですが、こちらは海釣りができるぐらい広くベンチもありました。

夕日に照らされる横浜ベイブリッジを夢中で撮ってました。スカイウォークなる施設もありましたが、残念ながら営業してませんでした。f:id:tsukumoya99:20181111004830j:plain

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逆光で巨大な構造物のシルエットが浮かび上がるのはなんとも言えない情緒を感じます。

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近くにあったクレーン、ニーア・オートマタで闘った気がしますね。

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スカイウォークに戻る途中で住み着いてるネコチャンを発見

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夕日に照らされるスカイウォーク前バス停での一枚

f:id:tsukumoya99:20181111005519j:plain ちなみに私は凍えてました。

帰りは埠頭内をぐるぐる廻るバスに乗って、ベイブリッジを通って横浜駅へ戻る。ベイブリッジって高速だけじゃなかったんですね、ちょっと得した気分になりました。それに元町・みなとみらはもうイルミネーションが始まってて、かなり綺麗でした。東京ではなく横浜がスポットとして選ばれる理由もわかる様な気がしました。いつか独り身以外で行ってみてえなぁ…というオチです。終わり。