等身大の箱庭

おはようございます。よく寝られましたか?

2019/3/6

めちゃめちゃ愚痴の記事です。

 有り体に言えば仕事で疲れた、移動してまだ4日目だけど。それにままならんと思うことも、移動前と比べれば多くある。それはひとえに私が仕事に向いてない人間性を備えているからなのか、それとも課の中でのなんとなく馬が合わないと思う上司と同期によってもたらされているのかは定かでない。

 事の発端は朝会での司会だった。ここ数ヶ月は発表内容なんかにも慣れ、見慣れてきたのもあり細かい数字や取引先に纏わる細かい留意事項などがあっても数十分あれば覚えられるようになっていた。しかし、今日は久しぶりに自分でもダメだったと反省できるほど酷い出来だった。その場では進行の妨げになるので言われないにせよ、終わって席に戻ると上司から注意がすぐさま飛んできた、これも仕方ない出来なかったのは事実なのだから。上司は言った「結果がすべて、くよくよと言い訳をしない」と。

 私は「私にだって家でやることがあるのです」と答えた。もちろん、やることがあるのは事実だが、今まで出来ていたのだからそれで突然できなくなるというのも妙な話である。出来なかった理由は2つあり、それが仕事に疲れているのと逃げたくて酒に逃げているからというわけである。移動してまだ4日、慣れないことをやっており能力的に満足に仕事ができないばかりかそもそも自分のPCすら設置されていないのだから。未だに私のデスクは綺麗なデスクマットが敷かれ、寂しく電話機が置かれているだけである。自分自身は弱い人間だと思う、何も解決しないのに酒に逃げるのだから。話を戻す、「結果がすべて」と上司は言う、同期も「発表の前日に覚えるものなのだから覚えられないほうがおかしい」と言う。そんなことは百も承知だ。上司と言えば忙しいと言い自分の仕事を他人に振るばかりであって、教えるにしても相手の理解度も考えずに自分の理解のままに進めるので私としては何が行われており、自分自身も何がわからないのか分からないまま事が進んでいく。その結果として「何も覚えてないじゃないか」と言われる現状がもどかしい。

 同期は同期で言葉選びに思慮がなく、彼女自身を相手に当てはめて考える癖があるらしく「君に出来ることが私に出来るとは限らない、当然逆も然りだ」と思わず返したくなるような口ぶりで嫌気が差す。私にだって嫌だと思うことは多くある。しかし、一方で嫌なことを断り続けて「我儘な人間だ」という評価になることを非常に恐れている。だから私は、人からの頼まれごとや仕事を断ることが出来ない。その御蔭で人がいいなどと言われるが、内心は不満たらたらである。その点で言えば私は同期の彼女に嫉妬している。

 彼女はいつも泰然としており、自分がしたくない仕事は徹底的に断っている。(その御蔭でお鉢が私に回ってきているのだが。)他人の表情を伺わず、自分のしたいようにする一方で、ある程度の分を弁え周囲の人間に「そういう人だよね」という評価を下させている。私にはとても出来ない世渡りであって嫉妬する、私も彼女のように上手く生きていきたいと思う。加えて言えば、異動先の部署は手を動かすばかりで口は暇なのでどうも人の噂や評価に対しておおっぴらであり、控えるといった想いがどうも希薄であるように感じる。簡単に言えば、人の噂話が好きな連中に成り果ててしまっている。その点で言えば、竹を割ったような言い方で遠慮を知らない喋りをする同期は、ちょっとした不満を勝手に代弁し満たしてくれる存在として重宝されているのだろうと思う。

 私はそういう悪口や陰口の類が嫌いであって、嬉々として話すような人とはあまり近づきたくもない。聴きたくもないのに近くにいると嫌でも耳に入るので、気が滅入るのだ。言いたいことならばはっきりと伝えたらどうか。言えないことならばどうして胸のうちに秘めておくなり、人の少ない限られた場所で解消するなりという手段が取れないのだろうといつも思う。

 これからは仕事を辞めるか、退職するまでこの環境に身を置き続けることになる。いつかは自分が嫌っていた姿に成り果ててしまうのかと思うとやるせない気持ちになる。明日もまたそんな暗澹とした環境で仕事をしなくてはいけない。