2019/2/3
大きくなったら私、鳥になりたいな
そんな空が近く感じた散歩記です。今回めっっっちゃ写真多いのでパケット食い潰します、ご注意ください。
行ったのは東京ゲートブリッジ。東京の東端近く、東京湾に突き出した中央防波堤と若洲を結ぶ大きな橋です。
お台場にあるレインボーブリッジと比べると辺鄙かつ、あまり用がないという場所にあって「ここに来る」という目的がないと行こうという気にはならない場所という感じがしました。行ったコースとしては新木場を出発して徒歩で向かいました。砂町運河を横目に新木場二丁目を通過して、砂町南運河側を再び歩いて若洲公園を経由し東京ゲートブリッジを渡りました(正確には渡ってませんが)。諸々込で10km前後の道のりでした、Googleのタイムラインで確認したら38km歩いたことになってましたけど精々20km程度しか歩いてないと思います。GPSが飛び飛びで対岸までジャンプしてたりしてますからね。直せばいいんでしょうが、面倒極まりないのでやりません。
最寄り行くまでの道ですが霜張ってましたね、数日前の雨はクッソ寒くて7枚ぐらい着込みました。会社の同期は尻がちら見できるぐらい薄着でしたが生き物として格が違うんでしょうね。電車の経路は会社行くのとほぼ変わらないのでなんだか不思議な気分でしたね、休日出勤気分です。
遠くに望むゲートブリッジ、写真でも分かると思いますが結構遠くに感じます。埋立地を経由して、海の真上に架橋されているので実際遠い。
一番最初に通りかかった公園の新木場公園からビックサイト方面を。中央屋や左、東屋の上にビックサイトがあります。それと中央やや右にはうっすら富士山も見えました。肉眼だともうちょっとくっきり見えましたが、カメラだとこれが限界。機械の敗北を味わい、お高いカメラならもっと写りが良いのかとも思います。
運河なので休みの土曜日でも頻繁というほどではないにせよ船が行き交ってるのを見ました。東屋の後方には申し訳程度の松林があったんですけど、三保の松原もこんな感じなんですかね。
ネコチャン!絞り優先で初めて撮りました、悪くはない気がするけど気まぐれで動く猫には向かないですね。おかげで15分近く猫の尻を追っかけてました、すまんな猫よ。
新木場は元々、木場に会った貯木場が移ってきて「新木場」となったという歴史があるのは有名な話です。砂町運河、南砂町運河に囲まれた島には木材を生業とする企業が多くありました。
市場なんかもあるんですよ、この前には銘木団地なんて場所もありました。なぜかベンツの展示会やってましたけど。
みんな大好きDHL、輸入でお世話になっております。
南千石橋よりゲートブリッジ、そこそこ近くなって気がしますがまだまだ歩きます。埋立地なのでひたすら真っ直ぐですが、微妙に高低差がある道なので飽きないと言えば飽きない道でした。
ゴルフ場が近くにあるからか屋根付きの道、相模原のほうだと見る光景です。
東京ゲートブリッジに行く際の注意ですが、ゲートブリッジに登る際には「若洲公園」側から行く必要があります。若洲「海浜」公園側ではないのでご注意ください。
そんな若洲公園にある風力発電用の風車、一台だけですが何を賄ってるのやら。
若洲公園を道路に沿って道なりに歩くとゲートブリッジ昇降用の若洲昇降機があります。ガラス張りの円筒形でオシャレ、横浜ベイブリッジにもスカイウォークがありますがあれと比べると低い感じがします。ところで、太陽が建物からちら見している構図が好きすぎる。美しいので逆光だろうがなんだろうが、知ったこっちゃない。
〜以下、橋で興奮してひたすら撮ってた人の写真〜
よく見たら登る前から20枚近く撮ってました…。
橋の袂は海釣り施設となっており、そこそこの長さとなっています。休日なので子供から高齢の方まで様々な年齢層の方がいました。昼寝してる人もいて気持ちよさそうでしたね、潮風でボッサボサになりそうでしたが。
そしてようやく昇降機を使います、が階段があったので登りました。9Fまであり、8Fが橋との連絡階となっています。9Fは展望フロアですが、そんなにいい場所ではなかった。結構きつい上り階段。
橋の上に到着、雲ひとつ無い空で最高!夏場ならきっと地獄でしたね。開けた高い場所というのはとても気分が開放的になりますねえ。
そういえばお気づきでしょうか、先程からちょくちょく飛行機が写り込んでいることに。羽田空港からの飛行機でしょうか、頻繁に上空を飛んでいきます。シルエットだけでなく、中央防波堤側に近づいていけばそこそこ機体の凹凸まで分かるレベルで見ることが出来ます。
昇降機の背後と中央地点からお台場方面を望みます。後には葛西臨海公園の大観覧車と舞浜らしき町並み。お台場方面にはスカイツリー、写ってはいませんが六本木まで見渡すことが出来ました。
上部構造のトラス部。かなり高い、大きく見上げる形となっています。高いところにいながら見上げていると、自分が落下しているかのような錯覚に囚われます。正直言って怖いですね、高所恐怖症ではないんですが本能的な恐ろしさがあります。
中央防波堤側より若洲公園側を見る、この写真だけはnova3ですがコントラストが強く出るんですね。薄々、そんな気はしてました。中央防波堤側は2020年のオリンピックに向けて急ピッチで造成が進んでいて、将来的には公園になるんだそうです。その煽りを受けて、東京ゲートブリッジも中央防波堤昇降機は使えず対岸までついたら引き返す形になっています。中央防波堤は荒涼とした埋立地で、まだ土地が余ってるんだと思わせるぐらいに何もなかったです。できあがったらまた来て、島と島を行き来できたらいいですね。
本当はこのこの後に月島とか行こうかと持ってたんですが、結構時間を食ったので持ち越しにしました。3月のライオンをよろしくお願いします(ダイマ)。
- 作者: 羽海野チカ
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そんな感じで、鳥になりたい散歩気はお終いです。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!