等身大の箱庭

おはようございます。よく寝られましたか?

2018/10/21

来月で『ウマ娘』のBDマラソンが終わり、『リズと青い鳥』と『境界線上のホライゾンⅠ・Ⅱ』のBOX買ってHappy Endのハズだったのが『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のマラソンが始まりそうでむせび泣いております。

そんな青春ブタ野郎シリーズの舞台でもある、神奈川県鎌倉市に行きました。秋晴れでとても良かった、とても。

最寄りから横浜を経由し、横須賀線鎌倉駅へ。到着時もそうでしたが、日差しがあっても日陰は寒い。鎌倉に来る時はいつも寒い日な気がしてます。というか、夏にこんなところ来たくないですね。そして、始まりは鶴岡八幡宮から。

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めっきり名物となった段葛。これが出来てから訪れるのは初めてだったり。出来た当時に行こうかと思ったんですけど、就職という社会の荒波に揉まれて無理でした。

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ところで、一枚目と二枚目で違いがあります。それは鳥居の有無じゃなく、道幅が違うんですよね。八幡に近づくに連れ、道幅が狭くなっているそうです。

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The 和モダン(適当)、三井は嫌いですけどこの建物は好き。

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段葛終点付近と境内より。鶴岡八幡宮は本宮が石段の上にあるので、遠くにあってもよく見えるので眺めも良いのが好きです。

到着したのは午前9時前ということもあって、まだまだ人は少なかったので助かりました。人混みが嫌いという特性を無事、父親から引き継いだ人間です。

手水舎で清めて舞殿で色々準備する職員さんを片目に大石段を登りました。途中で巫女姿の職員さん2名と本宮を写真に収められたが、顔が写ってるので掲載はナシ!

登った本宮で拝礼してウロウロしてたら、偶然目的の場所を発見した。

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今回、鶴岡八幡宮を訪れたのは、今年になって祖父が他界し父親が倒れと「良くねえな…」と思ってたので無病息災を祈願するため。それと母に頼まれ、祖母が毎年くれる御札をお返しするためです。その御札がこちら。

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限度があるだろう、限度が。返す祭に確認したら、鶴岡八幡宮以外にも諏訪大社や川崎大師まであった。

これ書いてるときに調べたらここ以外にも、返す場所があったっぽいことを知った。古神札納所というらしい。(鶴岡八幡宮

諸々の用事を済ませて境内散策。うろちょろしてたら白幡神社を発見。白幡神社というと藤沢の方を思い出しますが、どうやら境内のほうが先っぽいですね。青春ブタ野郎シリーズ鴨志田一先生が書いた、『Just Because!』でも白幡神社出てきてましたね。しかし、「鎌倉住みの人間がここまで来るか?」と首を傾げた記憶もある。

f:id:tsukumoya99:20181021202651j:plain これは鳩です。生え変わりの時期らしく、ボサボサに毛羽立った奴が多かったですね。

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鳩、第二弾。特にコメントはないです。

その後は一度も行ったこと無い化粧坂切通を経由して、源氏山公園へ向かうことに…その前に、小町通りで団子食べました。腹ごしらえは大事。

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黒蜜みたらしと醤油味、甘いものとしょっぱいものは正義です。用を済ませたのが早かったので20分ぐらい店の前でヒマつぶしてました。横須賀線沿線を歩いて北鎌倉駅方面へ。ところで『ビブリア古書堂の事件手帖』読んでないことに気がつく。

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曲がってくる電車が取れるので取れるので撮り鉄が好きそうなスポット、ちょっと電車待ってましたけど全然来なくて悔しかった。

切通につくまでは坂・坂&坂。切通の反対側には銭洗弁財天宇賀福神社があり、そこも急坂なのですがそっちよりも更に急。途中で肩で息をする人もいたぐらいです。

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化粧坂切通に到着。到着早々、土砂崩れで一部通行禁止の文字が見えてヒヤヒヤした。高低差があまり伝わらなくて悔しいのですが、数メートル先が身長よりも高い(身長は想像におまかせします)。

急坂ということはほぼショートカットみたいなもので、すごくあっさり着きました。想像よりもあっさりでビックリ。

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実に立派です、青空によく映える。特に見るべきものもないと判断して、銭洗弁財天に向かおうとしたんですが「毎回行って小金洗うだけなのも芸がない」と思い、道中で派生してた長谷へ向かう大仏ハイキングコースに行くことに。

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眺望抜群!多分見えるのは逗子方面ですね。しかしその直後…

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ハイキングコースとは?」

どうやらハイキングの定義が、私か世間のどっちらかで間違っているような気がします。道としては正面やや右に見える木の右を通って坂を下る形になります。「ハイキングコースとは?」2.2kmを歩いている間、消えることのない言葉で、天園ハイキングコースを歩いたときも同じことを考えてた気がします。

登っては下るを繰り返すことn回、大仏坂切通傍を通って長谷へ着きました。長谷寺にも寄ったのですが、ここは観光バスが停まる場所もあって人がめちゃくちゃ多い。拝観は素直に諦め江ノ電沿線を歩くことに。

ここで今日の秋晴れにめちゃくちゃ感謝した

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富士山と江ノ電のコラボ、自画自賛の出来です。これ撮った直後におじさんに話しかけられてかなりテンパりました。

そんで七里ヶ浜高校、今回の最終目的地です。青春ブタ野郎シリーズで舞台となっている、峯ヶ原高校のモデルとなっている高校ですね。体育館ではバスケの試合やってました(重要)、それにグラウンドからは富士山も見えてました。山と海が見える高校とか最高か?俺も美人女優の先輩と恋をしたかったが…

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そして七里ヶ浜駅

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麻衣さんが立ってたのは多分、鎌倉側の先端でしょうか。ここに来てかなり咲太と麻衣さんのやり取り思い出して、かなりエモくなってました。

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その後はずっと沿線沿いを歩いて江ノ島駅へ。13時を過ぎて何も食べてなかったのもあり、これ以上歩けないと思って鎌倉方面の江ノ電に乗って鎌倉方面へとんぼ返り。そして再び七里ヶ浜駅でオタクエモみを感じ、由比ヶ浜駅でガハマさんを感じて更にオタクになりました。

鎌倉で鎌倉ビールを買おうと思いJRに乗り継ぎせず降りましたが、食欲に負け抹茶アイスを購入。レベルが6段階ぐらい合って、最高レベルで抹茶が一番感じられるというアイスを購入。確かに濃かったし、甘すぎなくて良かったです。鎌倉茶々とか言ったような気がする。

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食べたら満足し改札に入った直後、鎌倉ビールを買ってないことを思い出して後悔を残すものとなりました…飲みたかったよ…。悔しさを抱えたまま横浜まで戻って、家系ラーメン食べて帰宅しました。

天候に恵まれて良かったの一言に尽きるお出かけでした。これが続くと良いですねぇ。

それとちょくちょく出してる「青春ブタ野郎シリーズ」ですが、現在アニメも放送中なのでどうぞよろしくおねがいします(ダイマ

劇場版も公開予定なので、今からでも良いので見てくれると嬉しいです…。

付き合うことが目標で終わる作品が多い中、そこで終わらないところがかなり良さです。主人公の梓川咲太と先輩の桜島麻衣のやり取りが癖になる作品です。面白いだけじゃなくて、泣ける展開もついてくるので読み進めて行けばわかります。1巻、1巻にヒロインがいるのでわかりやすいのも特徴。

文学少女シリーズ』、『さよならピアノソナタ』と並んで、個人的にラノベTop3に躍り出た作品です。『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』からの『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』の畳み掛けるような展開は、もう涙なしでは読めなかった。

フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のタイトルが元ネタですが、『青春ブタ野郎は〜〜の夢を見ない』の「夢を見ない」というのが読み終えるとかなりエモいことなのがわかります。とりあえず読んでくれ。