2018/9/29
「大きな川沿いの小さな町でこれから僕は暮らしてゆく」(羽海野チカ 3月のライオン1)
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/02/22
- メディア: コミック
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面白いので読みましょう。これは中央区の月島周辺が舞台となっている。今日出かけた場所もそんな感じのところです。
場所は品川駅のすぐ近く、品川と天王洲アイル地区を結ぶ楽水橋。この周辺は京浜運河にもほど近い大きな川に囲まれた地域です。品川が近いこともあり、ちょこちょことビルは見えるのですが歩いてみると、地元の方がのんびりと歩くような場所でした。
橋の袂からは川沿いに降りることができました。淡水と海水の交じる汽水域でしたが、海が近いからかやや磯臭い感じがしました。雨のせいか水位も高く、人もまばらでした。
今日の散歩で一番うまく撮れた写真。川沿いを歩いて地たときに見つけた歩道のオブジェクトの一対の小鳥の像。焦点が合って、背景がボケるとそれっぽくなりますね。この角度以外にも撮っていたんですが、その姿は傍から見ると相当不審者だったと思います。
天王洲アイル地区に渡るための橋で、渡っている最中は落ちた雨粒が断続的に心地よい金管楽器の様な音を立てていた。渡った先にはT.Y.HARBORというオシャレスポットがありました。でもよく分からなかった。ちら見した限りでは、ITのスタートアップとかやってそうなお洒落空間のような気がしました。
その後は天王洲アイル駅に至る中央通りをゆっくりと歩いて、建築倉庫ミュージアムに。その名の通り、建築に関する博物館のようなところです。ふらっと来たので中を覗いてはいません。ただ、売店は見て「Architecture is Culture」と書かれたトートとか売ってました。入館料は3000円、今は建築と記録についての特別展をやっているみたいでした。長くやってるみたいなので、行ってみたいですね。ル・コルビュジエの作品も取り扱っているそうなので。
なんだか分かるでしょうか?これはすべて顔料です。ここはPIGMENT Tokyoという画材屋さんです。これらの顔料が壁一面に、瓶に入った状態で陳列されています。見知ったような三原色から、玉虫色とでも言うべき色、銀天の輝きのような色まで多種多様でした。息を呑む空間というのはこういうところを呼ぶのでしょうか。顔料以外にも、膠や硯・筆といった画材も売っていました。店内も落ち着いた雰囲気で、とても良い空間だったので長居してしまった。
PIGMENT Tokyoを後にして、向かったのは品川埠頭。
到底、一般人が来るような場所ではないです。コンビニと東京入国管理局に用がないならば。端の方まで行けば雨に煙るレインボーブリッジを見ることができました。晴れた夜ならばもっと綺麗に見れるかと思う。
いつもならば雨の日には出かけないが、明日は台風で出られそうにもないので出かけた。手持ちの荷持が増えるという煩わしさはあるが、案外雨も悪くないと思う散歩だった。しかしそれでも今年の秋は、晴れの日が続けばいいと願う。