等身大の箱庭

おはようございます。よく寝られましたか?

2018/8/21

人間関係の悩みというか愚痴です。なので特に読まなくても良いような与太話です。

 本来だったら信頼できる先輩なんかに相談したらいいんでしょうが、所属上それが上手くできないのでブログに書きます。職場以外の人間を飲みに誘うという手もありますが、愚痴を言うがために人を呼びつけて聞かせるというのはどう考えてもムーブとして最悪だと思うのです。

 前置きとして私は、中小企業の総務ではないにせよ他部署との関わりが密になるところに所属しています。そしてその部署には、私ともう一人の同期がいます。仮にAと呼びましょう。あっちこっちの部署と折衝しながら仕事を進めていく関係上、朝には他部署の代表者も含めた必ず読み合わせのような会があります。その会ではスケジュールの確認を目的にしたものであり、我が部署では曜日によって担当者がおりそのスケジュールを暗記することが求められています。暗記の是非については社内でも意見があり、私はしなくても良いと思うのですが本旨ではないので省きます。

 私は人前で何かをするという行為がとても苦手です。理由は単純明快であがり症であるからです。今でこそヒトカラという概念も存在していますが、家族や友人を含めてもカラオケに行った回数は片手で足りるほどであり、極力断ってきたような人間です。

 そういった経緯でこの披露の時間はかなり緊張してまい、週に一度を3ヶ月ほど続けてもなお正確に言えた試しがありません。はっきり言って、自分でも情けないと思います。一方の同期は1ヶ月ほど前からスラスラできるようになっており、これがまた私のコンプレックスを刺激しています。同じことをしているのに、自分ができないことを他人ができていると非常に心苦しくなります。ある種の負けず嫌いだと思っています。

 そんな想いを心に溜め込みつつやり過ごしてきたのですが、今日だけは本当に怒りのあまりキレそうになりました。というか見えないところでは毒づいて、非常にカリカリしていました。

 Aは率直に物事を言うタイプの人間であり、私のように周囲を伺いつつ穏当に済まそうとするタイプとは真逆の人間です。帰りがけにスケジュールを確認し印刷しているときにふと暗記の話題となり、Aが「ツクモ君、暗記できてないんだし(暗記の)やり方変えたら?」という一言を放ちました。一緒にいた先輩の方が「また冷たいことを言う」とおっしゃっていましたが、流石に私も前述の正確を把握しているので「色々あって、なかなかうまくいかないんだよ」と返すにとどめました。その時は定時で帰れる具合だったので、その場をすぐ去りましたが5分後にはかなりイライラし始めていました。

 イライラするのは、事実を指摘されたのが一番大きいからだと思います。結果だけ見れば言えてないのは事実です。理由はどうあれ、言えている人間からすれば私はできてない人間に分類されるでしょう。

しかし、その事実には実際には色々なところでかなり環境の違いがあり、その点を無視してストレートに発言を投げてきた同期の思慮のなさや遠慮のなさが非常に私の精神を逆なでするのです。

業務内容で見れば、私は男なので実際には現場に行かされることが多く残業も手伝っていることが多い立場にあります。ともすると、現場で体力を使い疲弊しきって眠い中コンマいくらという細かい数字を覚える作業は相当苦労します。一方、Aの読み合わせ前日は定時デーであり、疲れは有ると言えども確実にすばやく家に帰り覚える時間的な余裕さえあります。

 加えれば、私は読み合わせの発表こそ上手く行ってませんが暗記自体には問題がないのです。にもかかわらず、暗記の方法が良くないという的はずれな指摘を無思慮にしてきたAが腹立たしい。大勢の人前で注視されながら、細かな数字までを思い出しつつ喋るというのはとても大変なタスクなのです。これは、絶対にAにとっては分からない私の内面的な事情なので八つ当たりに近いです。

 更に愚痴になりますが、このようなAの無遠慮な物言いは、当の本人も自覚しているというのを本人の口から聞きました。ストレートな物言いは時に大切であり、迂遠なコミュニケーションを取りがちな日常においては非常に有効なものだと思っています。しかしながら、それは他人への気遣いをしないというものと同値ではないはずです。Aにはその考えが抜けており欠けている思慮という短所の存在を知ってなお、その上で胡座をかいてストレートな物言いという長所で覆い隠すような態度が非常に気に入らない。できるできないではなく、するしないの問題であるように感じるのです。

 だから私は、直そうともしないその態度のままのAとコミュニケーションをせねばならず、これがとても疲れる。心の中のコストが部長級との会話よりも掛かるのです。今はまだ部署内でも接点が少ないのですが、数カ月後に職務内容の変更があることが現時点で確定しており、その内容をAに聞くことになるのも織り込み済みの計画であるので今から非常に気が重いのです。

 端的に言えば、Aが腹立たしいというお話でした。しかしながら、ここまで書かないと自分の中でどうしても収まりがつかないのでこんな文章量になってしまった。本当にどうしたら良いのか、この人間関係は…。